overwatchこうさつ

ヒーラー運用方法について

マーシー運用の基礎~発展まで!

ブログ開設後最初の記事で取り上げるのは

ヒーラーの中でも最もヒーラーらしいヒーロー、マーシーです。

大変奥の深いヒーローですが、運用の難しさ・性質と相まって勝率が低くなりがちなヒーローだと思います。

マーシーを上手く扱うために、そしてヒーラーを使わない方も一読して頂く事でマーシーをより良く活かす一助になればと思います。(最下段の項目だけでもぜひ!)

 

ヒーロー解説

基本的なところからいきましょう。

まずはマーシーをより簡単に操作できるように

オプション→操作設定→右上のヒーロータブからマーシーを選択

赤線を引いてある四項目を画像の通りに設定して下さい。

デフォルトの設定で慣れている場合はそのままで結構ですが変更をオススメします。

ビーム接続切り替えON→一度ビームを繋いだらボタンから指を離しても接続維持。

戦闘中の負担減に繋がります。

ガーディアンエンジェル・ビーム接続先を優先OFF→ONにしている場合どのヒーローに向かって飛ぼうとしてもビームが接続されているヒーローへ飛んでしまうので誤作動の元。OFF安定です。

ガーディアンエンジェル切り替えON→ガーディアンエンジェル使用時にONだとクリックするだけで対象まで飛んでいけます。OFFだと対象に到達するまで長押しする必要がありキー入力にかかる時間が長くなる分手間なのでON推奨です。

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アビリティの確認

カドゥケウススタッフ

 ・回復は毎秒60HP、攻撃力UPは30%

 ・ビーム接続者との間に遮蔽物がある場合ビームは切断される

  →対象者が視界に入っている必要はない(ビーム繋ぎながら後ろ向いててもOK)

カドゥケウスブラスター

 ・護身用の銃。単発威力20、距離減衰なし

 ・射撃している間、他の味方はヒールを受けられないので多用には注意

ガーディアンエンジェル

 ・最もキモになるアビリティ。マーシーの生存率を大きく左右する。クールタイム1.5秒は飛翔時ではなく着地時から計算される。

 ・ザリアのグラビトンサージから脱出可能

エンジェリックディセント

 ・ファラ等滞空できるヒーローとの組み合わせで真価を発揮する。空中でのんびりしてるとマクリー等に撃ち抜かれるので滞空→解除→滞空のように緩急をつけると被弾率を下げられる。

リザレクト

 ・ご存知の通りマーシーを出す最大の目的とも言える強力なアルティメット。

 15m範囲内の味方を蘇生させる。蘇生までの猶予時間は約10秒。リザレクト発動後はガーディアンエンジェルのクールタイムがリセットされるため、味方の配置によっては前線から即離脱可能。

 

基本の立ち回り

何と言っても死なないことが第一。基本的にタンクの後ろに陣取りながら回復していくのですが、マーシーの場合デスの大半は自分の注意で回避出来ます。

マーシーを使用する場合、戦闘開始後敵の構成が確認できるようになった時点でどのヒーローが自分にとっての脅威になるかを強く意識する必要があります。

例えば2-2-2構成において敵がマクリーリーパー、ラインハルトザリア、ルシオゼニ

とピックしているならば最も警戒すべきはリーパーのult、次点でハルトのultになるかと思います。リーパーのultが溜まったようなら高所からのデスブロッサムを特に警戒し、アースシャッターがあるようなら敵のハルトと正対するようなポジショニングを避け、左右に移動しておく。案外こうした意識一つで敵のultによるデスを回避できます。

またアンチヒーローとして挙げられるのはウィンストン・ゲンジ等ですが、こうした敵に対しては基本的に応戦ではなく回避をオススメします。

ウィンストンであればこちらへ飛んでくる軌道が確認できた時点で着地地点から離れるように飛ぶことで着地ダメージ+電撃コンボを回避できます。

また、ゲンジの龍撃剣についても一振り120ダメージと1撃は耐えられる上に、離れた味方へ上手く飛んでいけたならば、ゲンジはキルが発生しない限り風斬りのクールタイムがリセットされないので再び距離を詰めることが難しくなります。

また、敵の攻撃力と自分のHPを照らし合わせて、多少のリスクを取って味方を回復できるか否かの判断を常に行いましょう。例えばマーシーの体力が100を切っている状況でジャンクラットのボム直撃を貰うと120ダメージで即死、逆に体力フルならば1発は貰っても遠方の味方を回復に行ける、などなど。

 

回復について

基本的には前に出ていくヒーローに回復を付けたいものです。

盾がある場合でも、ハリウッドA防衛など、横道の警戒など盾から外れた場所で行動している味方に回復を付けておくことでデスを防ぐことが可能です。

加えて、味方が被弾した際にはキャラクター固有のボイスが聞こえるため、視界に入っていないキャラクターの被弾ボイスが聞こえた際には周囲を見渡して即座に回復してあげましょう。

マーシーは戦闘中ヘルスが削られた味方をどの順序でどの程度回復させるかの判断を常に行う必要があります。死なせてはいけないロールとしてはタンクが最優先ですが、かといって回復する上でタンクが常に最優先になるかと言えばそうではありません。

複数の味方がダメージを受けた際の一般論としてはヒーラー≧自己回復のないアタッカー・ディフェンス>タンク>自己回復持ち・無敵能力持ちの順で回復させると安定するかと思います。

マクリーリーパー、ラインハルトザリア、ルシオマーシーが味方の構成として

自分を除いた5人が等しく体力半分まで削られている状況を想定するならば

移動スキルの無いマクリーを最初に、次点でポジション次第でルシオ、盾やバリアを持つハルトザリアはその後、リーパーはレイスフォーム使用中に回復する位の流れで良いと思います。

但しこれは回復における一般論であり、例えばここで押し込まれたら負ける!その前にultを貯めなければ!という状況ではタンク以外の回復をもう一人のヒーラーに任せ、マーシーはタンクを回復することでultゲージを少しでも早く貯めるべきです。

前線を維持するのか、ultを貯めることを主眼とするかによって優先順位は変えて下さい。

また、追加の例として敵ハンゾーのultを食らっている最中の味方に回復をかけることで、龍の範囲外まで生きたまま逃す事が可能です。同様の事は他のult中でも出来るので、自分の安全が確保できる場合は他の味方に目を向けてあげて下さい。

 

回復の見極めについて

状況によっては味方を見捨てる必要が出てきます。チャージを外して敵陣深くへ行ってしまったラインハルトや敵陣後方で孤立した状況のウィンストン等、自分が回復に行くことで死ぬリスクの高い状況では見捨てることも必要です。

ただこうした例でも助けられそうな場合、必ず対象ヒーローより手前に着地する癖をつけましょう(冒頭の設定の場合飛行中にガーディアンエンジェルボタンをもう一度クリック)。そうしないと、慣性の影響で助けに行ったヒーローより前に着地して、攻撃を受けて死んでしまうリスクが高まります。ハルトの盾より前に飛んじゃって死んだ経験ありませんか?

また、対象ヒーローより手前に着地することで後方にいる味方へ飛ぶための退路を確保する事も同時に行えます。

 また、瞬時に高ダメージを出すアルティメット、例えばトレーサーのパスルボムが味方に付与された場合ザリア以外のタンクなら耐えることができるのでボムの付与を確認次第ヒールを繋いでおくと良いでしょう。

同様にラインハルトのチャージに捕まって押されている最中のタンクに回復を繋いでおくことで生存率を高めることが可能です。上記の様な例でタンク以外のロールが捕まった場合マーシーではどうにも出来ないので、他のヒーローの回復に努めましょう。

 

 

ダメージブーストについて

重要な点として、ダメージブーストの判定は敵が被弾した瞬間に「攻撃を放ったヒーロー」にビームが接続されているか否かで判断されます。例えばジャンクラットの通常攻撃は爆発までラグがありますが、射撃時にブースト→着弾時にはブースト解除の場合効果はなく、射撃時にブーストをしていなくても着弾時にブーストがついていれば効果は付与されます。

その為即着でない通常攻撃や味方のアルティメット使用時に積極的に利用していきたいものです。

ブースト推奨のアルティメット

ファラ(バレッジ)・・・敵から反撃されやすいのでファラのヘルスに気をつけつつ

マクリー(デッドアイ)・・・ロックオンが完了していない状況での与ダメージが増えるためキルのチャンスが生まれる。ロックオン時間は変化しない。敵のハルトのシールドで防がれた場合でも盾の削り値が大きくなり損にはならない。

ハンゾー(龍撃波)・・・龍の中央部へ近づくほどダメージが大きい性質上、左右に避ける敵に対してもダメージをより与えることが出来る上、持続時間が長いのでult発動後のブースト付与が容易

ラインハルト(アースシャッター)(複数ノックダウン成功の場合のみ)・・・ハンマーやファイアストライクの威力を高めることで殲滅速度の上昇

特にマクリーファラのようにult発動中に身動きの取れないヒーローについてはヒールすることも念頭に置きながらブースト付与すると良いかと思います。

クイックプレイ等で余裕のある時はゲンジの龍撃剣にブーストを付けて飛び回っても楽しいですよ。

ちなみにブーストの効果がないものとしてシンメトラ・トールビョーンのタレット、ジャンクラットのRIPタイヤが挙げられます。

 

リザレクトについて

リザレクトが準備できそうになったら、改めてしっかりと敵味方の構成・ult状況を確認しましょう。マーシーがultを持っている状態で最も警戒しなければならない敵(ult)はゲンジ・ファラ・リーパー・ザリア・ラインハルトです。ファラ・リーパー・ラインハルトに関しては警戒を怠ると対応することすら出来ずに確殺されることがほとんどです。

ファラリーパー:高所・裏取りからのultを警戒するために味方を回復させつつ辺りを常に見渡す。(前線に姿の見えない場合は要注意)

ゲンジ:即座に味方の位置を確認し、最も離れた味方の間を飛び回る(キルが発生しない限り風斬りで距離を詰められることがない)。

ラインハルト:シャッターの気配を感じ次第、正対するポジショニングを避け、左右へ移動する。縦の判定はかなり奥まで続くので、後ろに下がるのは効果が薄い。

ザリア:前線から距離を置くだけで対応可能な場合も多いですが、万が一グラビトンサージに捕まった状況で、離れたところに味方がいる場合はそこへ向かって飛ぶことで脱出可能です。そうでない場合はタンクに回復を繋ぎながら耐えられる事を祈りましょう。アタッカー等が死ぬ、もしくは自身が死にかけのタイミングでultを使うだけ使っておくのも有り。

 

通常戦闘時にはこれらのアルティメットに最大限注意をした上で、敵が複数のアルティメットを使用して来るであろう場合にはビームを繋がず完全に隠れておきましょう。

リザレクトを持ったまま巻き込まれて死んでしまうのが一番勿体無いですし、マーシーを出す意味が無くなってしまいます。また、自身を危険に晒しながらチマチマ秒間60の回復をかけるより固まって死んだ味方を蘇生させるほうが実質の回復量は圧倒的に多くなります。

通常の戦闘時に単発で使用されるアルティメットなのか、敵が複数のアルティメットを使ってこちらを完全に殲滅しにきているのか。あるいは万が一マーシーが死んでも後がある場面なのかそうでないのか。ペイロード・ハイブリッドのチェックポイント前の攻防やポイントキャプチャーの場面では基本的に隠れての蘇生待ちでいいと思います。

こういった判断によって体を晒しておくのか、完全に隠れるのかを決めるといいですね。

 

また、各マップにおいて蘇生待ちの有利ポジションを探すのも蘇生成功率を上げるために重要なことです。画像はドラド最終地点ですが、赤枠で囲んである小回復ポイントに隠れておくと右の段差から裏取りに来た敵にも気づかれにくく、攻め側としては殲滅後守り側リスポーン地点を抑えに行くため、ほとんどこの場所は警戒されません。

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 リザレクトの効果に関しては最後の項に記しておきます。

 

リザレクトの判断

通常の交戦時に死んでしまった味方を蘇生させるか否かの判断基準です。

前提としてマーシー自身を守る壁にもなるタンク、特にラインハルトが死んだ場合は1名のみのデスであっても蘇生するべきです。マクリーなどは盾がいることでaimの安定度が変わって来たりもするので。

その他のロール・キャラクターについては死んだ対象者がultを持っているか否かで判断すると良いと思います。戦況をひっくり返す力のあるultを持っている場合や混戦時にもう一人のヒーラーがultを持った状態で死んでしまったという場合は蘇生させる価値はあるでしょう。

その場合は10秒という時間制限や、自身の体力などを考慮して待てるギリギリまで待った後で他の味方も同時に蘇生できるようであればベターです。

しかし、タンクが死んでしまったという場合でもチャージに失敗して敵陣深くで死んでしまったラインハルトなど、蘇生させた所で無事に自陣まで戻れる見込みの低い状況では蘇生すべきでは無いといえます。

 

マーシーを使わない人へ-マーシーを最大限活かす為に-

マーシーがより良く動く為のちょっとしたポイントです。

マーシーがより快適に動ける様になることでチームへのリターンは必ず大きくなるはずです。ぜひ戦闘中に意識してみて下さい。

・高所にいてマーシーの回復を受けるためには自分の体を腰辺りまで晒す必要があります。射線を通すだけでは不十分なので、飛んでいけるように意識してみて下さい。

・リスポーン時に数秒遅れでマーシーがリスポーンしたならば、マーシーが付いていけるよう少しだけ待ってあげて下さい。ハルトのチャージなどに合わせて飛んでいければそれだけ戦線復帰が早くなりますし、それによって味方を蘇生するチャンスも生まれます。移動スキルのあるキャラクターの場合はぜひ。

マーシーのultが溜まっていない状況で、両チーム睨み合っている場合にはタンクが適度に被弾することでマーシーのultゲージを貯めるのを助ける事はとても効果的です。

リザレクトについて

・リザレクト発動後味方のultゲージやアビリティ使用状況は死亡時の状態を保って蘇生されます。その為、マーシーのult報告が入った後の理想としては「可能な限りアビリティ・ultを使わず」「長く生きるための行動を取らず」「敵を一人でも多く削りながら」「固まって死ぬ」のがベストです。

野良においては仕方のないことですが、蘇生準備完了の報告があった後で味方複数が敵ザリアのグラビトンサージに捕まった際に、ルシオ/ゼニがultを吐いてしまうシーンを良く見かけます。ここはマーシーを信じて死にましょう。

マーシーのリザレクトの本質は

死んだ味方を瞬時に蘇生させ、前線を維持/再構築することにあるのではなく

味方のult、アビリティを最大限温存した状態で敵のult、アビリティを使用させ味方がスワイプ→蘇生されることで蘇生後の人数状況がイーブンであっても両者の間に圧倒的な戦力差を生み出すことが可能である点に尽きると思います。

敵からするとマーシーがultを持っていることが解っていたからと言ってultを使わずスワイプすることは難しいので、どうしてもそれらを使用せざるを得ないという事になります。

混戦時にリザレクトの報告が入った状態で、味方が複数死亡かつ自分の体力も僅かという場合には蘇生が来ることを信じて上記の事を念頭に入れつつ、死を受け入れることで結果として容易に反撃に転じる事が出来るかと思います。

 

さいごに

特に構成を練ることもなく思いつきでブログを作成し、記事を書いたので大変読みにくい部分もあったかと思います。また、記事内の記載に誤りがあった場合は心よりお詫びします。皆様にとってほんの少しでも有益な情報があれば幸いです。

丁度魔女スキンも来たのでこれを機に使ってみようかという人、ぜひ。

 

ブログ開設しました

HatenaBlogサービスを利用するのは初めてなので

デザイン等は初期のまま放ったらかしですが、ボケ防止と自分自身の考えの整理の為に

記事の形にして思考を纏めて、共有できたらと思います。

コメントもどしどし募集しています。

 

【管理人について】

S2レート3000にギリギリ乗るくらいの実力です。

メインで使用するロールはヒーラー。

ランクマッチにおいては不人気なロールではありますが、当ブログを通じてヒーラーの楽しさを少しでもご紹介できればと思います。